あの日のメロディー残して

春最初のレポートはこんな感じです。

芸術教養学科：木村義人

美しいと感じる瞬間を大事にしたい

　母を葬った日は雪であった。葬儀の途中から降り始め、出棺の時には、しんしんと降った。
母の姉は言った。「ユキちゃんが生まれた時もこんな雪やったよ。雪の降る日に生まれて、雪の降る日に去ったね。」平成15年１２月２５日、私たち家族に美しさを残してこの世を去った。
　音楽のなかでも、ジャンルを問わず特に歌に惹かれるのだが、リズムやメロディに歌詞がのり、さらに重奏することで、他のどの楽器よりも圧倒するからだ。もしも音に色彩があるならば、虹が空を舞う竜のようにうねりながら、滑空してそして消える。たった数分、物語をハーモニーにのせてうねり、そして美しく去ってゆく。
　生きてそして去るとは、歌のように短くはないのかもしれないが、「学び、仕事して、人と話し、たまに同調しあい、意見の食い違いがあったり」とハーモニー（同調）する時間は誰しもある。そして、食うすべを学び、同調の美しさや愛情の交換の練習をしたり、なにか人々のお役にたてたりしながら、執拗に我を残さず去ってゆくことなのかなと、最近はよくそういう考えに至ることが多い。

「芸術とは『創造』の行為だという考えも芸術を誤解させる。芸術は『無からの創造』ではなく、身にこびりついた知覚や行動の型を変換して、世界をもっと別なふうに見る、別なふうにふるまう、そういう試みとしてある。この意味で芸術は、じぶんたちを編んでいる社会のフォーマットを、もっと別の自由なそれへと変換するプロセスに深くコミットしていくいとなみだといえる。」〔註１〕
　このように、鷲田清一は持論を展開されている。これから学ぶ者として、大きく間口を広げてくれている言葉だと受けとり感銘をうけた。

　また、働く（仕事）する目的は衣食住のための稼ぐことの重要性を無視することは出来ない。最重要ではないかもしれないが、「お金」が必要なのも現実だ。またひとの役に立つ行いが最も優れた術だと考えられ、「その術」のなかに潜む、「きらめい・ひらめき・美しさ」を自然に感じ楽しみ、人と共感できる環境づくりや学習など、生涯をとうして継続し変化に対応し進みたいという意思を行動に変えていく行為だと考える。

「Artという現代の西洋語、また遡ってその語源であるラテン語には『技術・技法・術』という意味もあるのは知っているでしょうか。芸術も技術も、人が自分で作り出すという意味で、もとは一つの語で表されていたのです。」〔註２〕

「鏡の向こう側にいるのが本当の私」とこう表現すると、少しアーティスティックに感じられないだろうか。
　内臓逆位症は内臓の配置が、全て左右反対で鏡に映されたようになる症状で、生まれつきである。私の場合、左右すべて逆であるので、生きていくのに全く支障はない。（内臓移植が難しい、医師の診察が好奇心旺盛で診察時間が長い）だが、幼少のころは、少しからかわれたりもしたが。今のところ、５８年間このアーティスティックな体と付き合いしているわけだが、この特別な症例が特別な能力を発揮したことは今だかつてない。ただ、表現の仕方はいろいろあり、「心臓が右にあるベーシスト」とこう発すればどうだろうか。
　言葉の表現を少し変化させると、目に見えない少しだけ他の人と違う身体の内側がキャッチアップされ、「きらり」とその印象は強くなる。言葉のマジックだけではなく、自分が最初から持っているも、あるいは身につけてきたものを見つめなおし、いろいろな観点から今一度、自分を考察する（学ぶ）ことにより生きる術、見せる術、楽しんでもられる術がみについてくるように思う。

「芸術と生涯学習」をテーマにつらつらと書いてきましたが。私たちはひとりひとり違った個性や生き方がある中で、皆がそれぞれの大きな才能や小さな才能を有している。だが、見つめなおす事や考えることを忘れると、生きる力が弱くなり集団心理に押され、皆と同じことをするのが、正しいと錯覚するようになり、ネガティブな面に押しつぶされるような感覚になりかねない。
　誰もが持っている「美しいと感じる気持ち」や「小さくともきらりと光る自身の一部」をまず、自分の中から見つけ出しアウトプットし、続ける「術」が「芸術を用いた生涯学習」だと感じるのだ。

　参考文献
〔註１〕鷲田清一. 生きながらえる術 (Kindle の位置No.1591-1595). 講談社. Kindle 版.
〔註２〕篠原学. アートとしての論述入門 (Kindle の位置No.311-314). 京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎. Kindle 版.
　



  

  

彼女は美しいが心に燃ゆるものは力強い信念がある。
「私はつべこべ言わず音楽をしたい」

「だって音楽をするのだから！」

この言葉は私の理想の言葉であった。
さらりと言いのけた彼女に嫉妬感を覚えた。
と同時に感激した。

めったに言葉にしないが発すると揺るぎなく力強い。
いつか彼女は。カタチは分からないけれど世にでるような気がしてならない。

久しぶりに身震いした。  

https://youtu.be/nQRgJ0uvAAs  

https://m.youtube.com/watch?v=Eok3xgTp2cg  

https://youtu.be/nQRgJ0uvAAs  

辛抱

最近、辛抱ってなんだろう？ってね。
思う。
私達の父母世代は「口癖が辛抱しなよ」

「うん！」泣きながらさせられた。

じゃー今はどうだろ？
ほとんど自分の思う事が出来！
でも、まだ我儘を言っているんだね〜。

キリないねー。
衰退を先送りし、資本主義の末路に近づき、やっと判ったところで、世の中は流れに逆らう事をせず。
モグラ叩き状態でね。

なんだろう。
世の中というより、自身の事なのにね〜。

いずれ来る事に何を考え思い備えてるの？

君達は本当に幸せが続くと信じてるのかい？  

さり気ない夜が心地よい。

あの日に向かう風が強く吹いて
夏や秋の記憶が闇に消える。

街は静寂に覆われて

赤の点滅信号が僕の鼓動と同期する。

過ぎてく季節の残像に苦笑いし明日を待つだけ……。

秋は去り僕はもう冬物語の中へ。  

そうだなー！BGMがいい音でなっている店が好きだ。
最近は家のベッドホンか車かがリスニングのほとんどだから、外で良い音や最新のJAZZをチェックしている店がありがたい。
何件かはあるのだけれど。

そんな店増えくればなーと思う今日この頃。  

最近facebookも、少し飽きてきた。
このブログのまったり自身に問いかける。自己啓発も、全て吐き出してる訳ではない。

昔母は「墓場までもって行く」と言っていた事が少〜しずつ
わかってきた。
人に打ち明けた事は殆どない。

森や神社でボケット息するのがストレス発散なのかなー？  

昔から気が多い！

ふたつにひとつ、どっちにするのが決められない。
子供の時ソフトクリーム、チョコかバニラが決められず2色ソフトにした。

女の子も小学生の時、あの子もこの子もその子も、いい子にみえた。

さて現在、ギター、ベース、コントラバス、唄
いったいどれにするよ？

全部好きだしなー！

練習も散漫になり顕著にいい加減が結果にでる。
なんでみんなはひとつに絞れるんだろう。

40年位考えてるんだけど！
うーん困ったよ！  

朝から電話が鳴っていた。高校時代からの友達だ。
なんか面倒！

夜中にいつものbarに行ったら彼がいた。
この処新旧の友が入り混じるのがおっくうなんだ。

面倒！

昔話し悪かないけど。

遠くの身内より近くの他人って感じかなー。

若い時のように嫌なのに笑っていられない。

人と人との距離感大事なのかも！  

このところ、うんなんだろなー。

いや昔からかな。
仮に好きな人が出来たとする。

楽しい会話や優しく振る舞うだけでよいのに、なんだかいつも踏み込んでしまう。

止めときゃよいのに、チョッカイといおうか、
素直に褒めりゃいいものをプチ攻撃したり、強引に
せっついたり、おとなしくて可愛い子に限っていつもこれだ。

いつも追い込んで泣かしてしまう。
意識するといつもこれだ。

子供の時からずっとだ。

俺はいつも好きな子を笑わせて笑顔を見たいだけなのになー。

なんでいつも逆になんだろ！

もう少しなんとかならんものかなー。
  

さて、何人か興味深い人がいる。その中でも特に興味があり、自分に無い心の閉じ方(秘め方)かもしれない人が一人いる。

誰しも心に匿ったものがある。
それを他人が紐解く事は容易でないし、誰でも出来る事ではない。

ただ夫婦であったり恋人或いは友達、親子であったならば、紐解くといおうか、相手を理解したいと思うのではないかと考える。

ただし理解の深さのレベルは各々個人差があり、紐解く方も紐解かれる方も愛情に満ちていなければ、そう簡単に出来る事ではない。

それともう一つ重要なのは時間を惜しみなくかける事。

少し脱線したが、その目下私がとても気になる人は
閉じた心と人前にさらけ出す芸術感とのリンクの仕方がとても興味深い。

閉ざした心といっても、例えるならば、からに閉じ込めているっとゆうのでなく。
むしろ高い、相当高い壁で囲んでいる感じで、本当のところ、誰かよじ登って来てまた、その高い壁から私のところに降りて来て欲しい願望があるように思う。

ほとんどの人はそんな高くした壁か或いは硬いからにとじ込もってるかも知れないものは、そっとしとくもんだと思ってる。

でも私の興味を楚々るところは、人前で形を変えて芸術としてその高い高い壁のしたの気持ちをワザワザ見せに行ってるとこがとてもインタレスティング
なのである。
愛情、友情そのどちらとも「この際あまり重要じゃない」のかもしれない。

兎に角紐解ければという事に興味がある。
  

そう、今ある現実からガラッと音をたてて新しいところに進もうとすると

大きく勘違いする事がある。

例えば

相思相愛15年のつきあいで、彼女も彼も40歳50歳付き合いだ。


彼女は彼に言う。『私このままでは幸せに慣れない、結婚して子供を産みたいので
別れたい』


ある意味今の関係だと彼女の言うとうりだ。


彼は言う『時間もかかるし難しいけれど、僕が身辺整理すれば可能だよ』


彼女は悩んで言う『あなたの身辺整理がついても、私勇気がない出来ない』



彼は言う『じゃーどうしたいの?』



『私貴方と別れて新しい道に進む』



彼は理解に苦しんだ。一番好きな人と別れて、違う人と歩む。


そんなことが出来るのか?

俺たち二人の甘い甘い15年の愛情のプールの中で考えた彼女の考えって本当に大丈夫?


本当に大好きな気持ちを抑え込んで上手く今をすり抜けて、或いは誰かと結婚して子供が出来たとしても、

真実をねじ曲げて身体に刷り込む事になるのじゃないか?


いつまでたっても、その気持ちがついてまわるぞ!!



そんな苦しみを背負うんじゃなくて、今勇気を出すほうが僕の生き方だ!!!



でも押し売りは出来ないよ!自分自身がが勇気出さなくちゃね^^  

今年の僕の夏はー終わった感じがするよ。  

先日のトランプフェスティバルで歌ってみました。

どらちゃんの猫の名前といっしょだな^^


ギターにチューニング、ヘロヘロですが聞いてみてください^^
  

もうすぐ出番です。ドキドキしています。


夢の向こうに届け^^
  

4月27日本番だから、後24日とは思わない!!

１日が一秒だったら、24秒しかないよ!


１日が一時間だとしたら、24時間、『あっ１日しかない』


１日が3時間だとしたら、72時間、『３日あるな!!』



だから、3時間位練習と決めたんだよな^^  

4月27日、和歌山県民文化会館、小ホール

ソロ発表会、コントラバスソロです。


一年一本で月平均17日3時間の練習、約600時間を費やした。


もう逃げ道なし、まな板の鯉です。


対して上手くなっている訳でもないけれど、私しゃやりますよ!!!


アマチュアコントラバス奏者でありつづける為に


大きな通過地点なのだわ!



今度こそみていろよ!　自分自身よ!!


今回は君には負ける気がしないぜ^^



『行くぞみておれ、鏡の中の君よ』